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自律神経失調症で悩んでいた女性

                                         東興通信 2005年12月21日

今年もキリストの誕生を祝う季節を迎えております。ある30代の女性からのご相談は精神的にとても不安定な様子でした。四年前に流産を経験し自律神経失調症に苦しんでおり、耳鳴りやフワフワ感があり胃の調子も悪いと云うのです。

早速この方に漢方薬を調合しお飲み頂きましたが、初めの1か月目にはあまり変化が診られませんでした。しかし二ヶ月目になって「軟便だったものが正常になり耳鳴りも最近はあまり気になりません。強い不安感も落ち着いており寝つきも良くなっている」とのメールを頂き思わずガッツポーズです。調合した生薬の一つ厚朴(こうぼく)は陽明胃経という経絡の気を巡らせ、半夏(はんげ)人参とともに虚を補い神経を安定させます。まためまいに対する生薬としての天麻(てんま)は「おにのやがら」の根茎ですが風にあたっても揺れないことから定風草ともいわれます。

自律神経失調症でお悩みの方は漢方薬がお薦めです。ぜひ専門店にご相談ください。

■ 自立歩行が困難なリウマチの女性

                                          東興通信 2005年 11月16日

紅葉前線が南下して参りました。ある70代の女性から痛みに関する相談を受けました。この方の痛みは慢性関節リウマチによるもので首肩手足と全身に渡り、骨の変形も進み自立歩行が困難な状態でした。せめて進行を食い止め、また歩けるようにして欲しいとの娘さんの願いもあり、漢方薬を早速調合いたしました。始めに漢方薬は飲みづらいのではと不安気でしたが難なくお飲み頂き、一ヶ月した頃から痛みが和らぎ歩けるようになったと電話越しで喜んでおられました。

調合したなかには桂枝、白朮(びゃくじゅつ)、石膏、当帰(とうき)などが配合されており血行を良くし痛みを和らげてくれます。リウマチは自己免疫の異常によっておこる膠原病の一種で、西洋薬でも決めてのない病気の一つですが漢方薬を併用することにより症状が改善するケースはめずらしくありません。

この病気は寒と熱が錯雑したり、貧血になったりと様々です。お悩みの方は是非漢方薬専門店にご相談ください。

■ 前立腺炎に悩む男性

                                           東興通信 2005年10月19日

大雪山からは紅葉の便りが届く季節となりました。以前ある40代の男性から前立腺のご相談をお受けしたことがありました。この方はすでに病院で診断、治療もを受けており頻尿,排尿痛,残尿感はなくなったものの、下腹部に軽い痛みや不快感が治りきらずにおりました。

そこで早速漢方薬をお飲み頂きましたところ、不快感も徐々に改善。急性期には抗生物質が良く効きますが、慢性になると漢方薬の方が効果があると実感しており、お渡しした漢方にも黄ゴン(オウゴン)、山梔子(サンシシ)、竜胆(リュウタン)など炎症を取る生薬が配合されております。

この症状の原因は尿道や血管からの細菌の流入によっておきますが、慢性の前立腺炎では細菌が見つかるものと見つからないものがあります。骨盤へのうっ血を防ぐため、散歩など軽い運動をして血行を良くする。体を冷やすことは避けること。 尿意をもよおしたら我慢しないなどの生活上の注意も大切です。お悩みの方は漢方薬専門店にご相談ください。

■ 生理痛と痔の痛み

                                           東興通信 2005年9月21日

夏の暑さも和らぎ過ごしやすくなってまいりました。ある40代の女性から痛みに耐えかねての相談です。
もともとこの方は子宮筋腫、子宮内膜症と云った婦人病を患っており生理痛に苦しんでおりましたが、
厄介にも4、5年程前から痔の痛みにも悩まされ生理の時はダブルパンチ。私には想像しがたい痛みです。

早速 症状、体質に合った漢方薬を飲んで頂きましたところ痛みの期間、程度ともに改善されホッとされたご様子でした。この方の症状は漢方で云うお血症状の現われであると考えられます。月経量も多くまた体質として冷えがありましたので、延胡索(えんごさく)、紅花(こうか)、当帰(とうき)などの組み合わせが大切なポイントです。

漢方薬は単に月経痛にとどまらず、いろんな付随する症状も含めて改善できます。またこのようなケースの場合温性の食べ物を積極的に摂ったり、お風呂などでお腹を温めるなどの養生も欠かせません。お困りの方は漢方薬専門店にご相談ください。

■ 舌苔が黄色になっていた食欲不振のご婦人

                                          東興通信 2005年8月24日

都心の照り返しは本当に暑いの一言です。あるご婦人が食欲不振の症状で来店されました。病院の診察はすでに受けておりましたが、症状の改善がみられずに悩んでおりました。そこでお話しだけでなく、ご本人の舌を診てみると黄色い苔で覆われ、口の渇きもありました。思わず聖書にある「舌は渇いて上あごにつく」との表現を思い浮かべました。

早速漢方薬を調合したところ、少しずつ舌苔が薄くなり、また食欲も戻ってまいりました。お飲み頂いた漢方薬は知母(ちも)、石膏により内熱を冷まし、さらに人参などを配合することにより胃腸の働きを補い潤すのです。舌の状態は漢方薬を選薬する上でとても大切です。

当店ご来店の方にはほとんど舌を見せて頂いておりますが、苔の厚さ、色、舌質の具合などから得られる情報がとても多いからです。この時期冷たいものを摂り過ぎたりクーラーの影響から胃腸の調子を崩しがちです。また日頃から胃腸の症状でお悩みの方には漢方薬がおすすめです。

■ 原因不明の皮膚病で困っていた営業マン

                                          東興通信 2005年7月20日

この梅雨時は天気予報から目が離せませんね。あるサラリーマンの方から皮膚病の相談を受けました。患部は手に集中し、ややジュクジュクしており赤味も広がっておりました。病院では原因が判らず、軟膏を塗っても一向に良くならないとため息交じりで不満を漏らしておりました。

早速症状に合った漢方を気功でお調べし、調合致しましたところ、次第に正常な皮膚が再生し、爪もしっかりとしてきました。接客業という仕事柄、包帯が外れた喜びは一入な様子でした。

漢方薬は柴胡(さいこ)、桔梗(ききょう)と言った炎症を抑える生薬を配合、独活(どっかつ)、防風が浸出液を取り去ります。皮膚病は身体全体の体質はもちろん局所の病態を主に風(かゆみ)、熱、燥、湿の4つで考えます。夏に悪化しやすい皮膚病が多く、お悩みの方は専門の薬剤師にご相談ください。

■ 脱肛が悪化し座れなかったご婦人

                                           東興通信 2005年6月15日

東京も梅雨の到来ですね。この時期に多く来店される症状の一つに痔があげられます。痔にはいぼ痔、切れ痔、脱肛、痔ろうなどがありますが、梅雨冷えのこの季節に以外と悪化させるケースが多いのです。あるご婦人が来店され、座る気配もなくよくよく話を聞いてみると出産以来の20数年の脱肛とか。しかもここ数ヶ月の仕事上のストレスや不摂生で更に悪化したため、医師には手術を勧められたそうです。

ご本人の希望で早速漢方薬を調合し補気剤の黄耆(おうぎ)、膠飴(こうい)、人参などを配合した漢方をお飲み頂いたところ、1週間でとりあえず元の脱肛状態まで回復。手術、入院は回避できました。脱肛は漢方では脾虚ととらえますが腸の働きが悪いと考えられます。また下がっているものを引き上げる升性作用のある漢方薬も必要な場合もあります。

ひと言に痔といっても症状、体質により漢方薬も色々です。あなたに必要な養生と漢方で完治させてください。

■ 不正出血が続いていた中学生

                                           東興通信 2005年5月18日

若葉の鮮やかな季節となりました。ある中学生の生理についての相談を受けました。初潮以来2年間出血が続き、ホルモン剤の服用が欠かせないばかりか、極度の貧血とも診断されました。ホルモン剤を止めるといつまでも出血が続くと云うので、早速漢方薬を調合致しました。

お飲み頂いて二ヶ月はあまり変化がなかったのですが、その後出血が漸く治まり、お母様共々ホッとされました。不正出血は生理でもないのに出血することを云いますが、思春期には子宮や卵巣の働きが未発達なために起こることがあります。またそうでなくてもストレスや何やらで出血することもあります。この方の場合始め阿膠(あきょう)、艾葉(がいよう)といった止血に働く生薬を中心に調合しておりましたが、後にストレス面に対処して帰脾湯(きひとう)の加味方を組み入れ、改善に向かいました。

女性の体はデリケートです。お悩みの方は専門店にご相談下さい。

■ 30年来の慢性頭痛

                                           東興通信 2005年4月20日

春の陽気がとても心地よいですね。以前、頭痛の相談を受けたことがありましたが、この方は30年来の頭痛持ちでした。今まではそのたびごとに鎮痛剤を飲み、痛みをしのいでいたそうですが、ここに来てその鎮痛剤も効かなくなり、あきらめかけている様子でした。

早速、問診を取り、茯苓(ぶくりょう)、猪苓(ちょれい)、牡丹皮(ぼたんぴ)などを組み合わせお飲み頂いたところ、二ヶ月を過ぎたころから効き目を実感されたようで、旅先でも頭痛が起きなかったと喜びの声をいただきました。

突然起きる激しい頭痛は別として、多くは拍動に合わせてズキンと痛む偏頭痛、締め付けられるような緊張性の頭痛や群発性頭痛です。漢方では様々な薬方が用いられますが、痛みの程度だけでは分かりません。気の上衡、水分代謝、血の流れなどの判断、陰証か陽証かと言った見極めがとても大切です。痛みの具合によっては養生方も違いますので、お悩みの方は専門薬局にご相談ください。

慢性副鼻腔炎のご婦人

                                           東興通信 2005年3月16日

ようやく春を感じられるようになりました。ある40代の方が鼻を詰まらせて来店されました。症状は慢性副鼻腔炎だといいます。昔でいう蓄膿症である。それも長きに渡って患っており、頭重感があり、黄色い鼻汁も出るという。

早速糸練功(医療気功)で確認後、漢方薬を飲んで頂きましたところ、この方は症状の変化を敏感に感じ取り、効き目をすぐに実感しておられました。調合した漢方薬には黄連や黄柏(おうばく)に柴胡、連翹(れんぎょう)などの解表剤といわれるものが含まれており、解毒証体質を改善する内容です。

かつて病的体質を三つに分類した森道伯翁によるとこの体質は日頃から鼻炎、中耳炎などにかかりやすく、顔色や皮膚の色が浅黒くリンパ節が腫れやすいといいます。副鼻腔炎の養生法として気温の変化に合わせて着替えをマメにすること、偏食は避け、飲酒は症状を悪化させるので控えるべきでしょう。このような体質、症状でお悩みの方にはご相談下さい。

慢性肝炎と耳の症状

                                            東興通信2005年2月16日

梅香る季節となっております。何年か前のちょうど今時分、C型肝炎の相談を受けました。体に多少のだるさを感じるものの、これと言った自覚症状もなく普段通りの生活でしたが、肝機能の数値が悪く気になっていると言います。また他に耳の閉塞感も気になる症状として挙げておられました。

早速体質に合う漢方薬を調合しお飲み頂きましたところ、耳の症状が改善、数ヵ月後には肝機能の数値も良くなっているという、うれしい報告を聞かせて頂きました。

漢方薬の応用範囲は実に広く、一つの薬方で様々な症状に用いられるのは西洋医学にない点ではないでしょうか。例えばかぜの代表処方として知られている葛根湯は古書によると太陽病期に用いるとあります。疾患ではなく病状の部位や進行の度合いにより、腰痛、筋肉痛へと応用されるのと同じことです。肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、無症状の場合も少なくありません。だからこそ、漢方で早めの対策をお勧めいたします。


■ かぜによる下痢症状で漢方薬を飲んだ少年

                                            東興通信2005年1月19日

風邪のはやる季節です。一般に風邪の原因はウィルスか細菌によるものですが、漢方はどちらであっても有効です。あるお客様より風邪の相談を受けました。ご本人は熱が高く寝込んでおり、来店できない状態でおりました。困ったことに水溶性の下痢が数日止まらないでいるというのです。この方に早速漢方をお飲み頂き、すぐに下痢は治まり、学校にいけるまで回復しました。

この方の場合、風邪による下痢症状であったと思いますが、顔や唇の色、舌の湿り具合、喉の渇き具合などがとても大切になります。胃腸疾患は急性であっても、慢性であってもすべて裏の症状ですので、たとえ高熱であってもお腹だけは冷えていることも十分考えられるからです。

この考え方は、中医学の八網弁証(はっこうべんしょう)の考え方が基本にあります。八網とは陰陽、表裏、寒熱、虚実という八つの尺度で一人ひとりの状態を見極めるもので、西洋医学にない理論です。漢方は体力の回復を早め、下痢だけでなく吐気にもとても効果があります。お困りの方はぜひご相談下さい。

生理不順、自律神経失調症、蓄膿症、膀胱炎、胃炎、冷え性、皮膚病、不妊症、更年期障害など

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