| ■ 肛門周囲膿瘍に悩む男性
東興通信 2007年12月19日
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| 年の瀬も押し迫って参りました。
ある40代の方が痔のお悩みで来店されました。お話を伺うと以前肛門周囲膿瘍の手術をした経験があり、症状が再燃したようだといいます。痔には色々ありますが、この方のおっしゃる肛門周囲膿瘍は化膿性の疾患という点で他の痔とは違います。抗生物質の効果があまり無く、再度手術を勧められ已む無く相談に見えられました。
早速漢方をお飲み頂き1か月目にして痛みと膿みも減り、月を追う毎に快調とのことでした。漢方には金銀花、独活、防風などが配合されており炎症や痛みを改善します。
また人参剤が必要な場合もあったり本方で臀部の皮膚の膿瘍が改善することもありますので、身体全体の虚実寒熱の情報が重要です。肛門周囲膿瘍、病期の長い痔ろうは疲労や免疫力低下が大きく関与しており、服用も長期化する場合があります。
痔は大変相談しにくいものですが取分け痔ろうを放置すると癌化することもあります。恥ずかしがらずにご相談下さい。
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| ■ 目の下のピクピク
東興通信 2007年11月21日
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| 紅葉が山を彩る季節となりました。
ある50代の主婦の方から眼の下の痙攣について相談を受けました。眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の症状である。5年程前夜間に近隣の騒音に苛まれ睡眠が充分に摂れなかった事がきっかけだったそうです。眼科へ受診するも中々改善せず、ボツリヌス菌の注射も勧められましたが漢方薬で改善できないものかと来店されました。
早速症状と体質を伺いまた眼瞼部を気功でも確認し漢方を選薬お飲み頂きましたところ、5年も続いた痙攣が数週間後には気にならなくなり、もっと早くに漢方と出会っていればと言われるほどでした。
その原因は現代医学でもはっきりしておりませんが漢方に配合されている釣藤鈎(ちょうとうこう)柴胡(さいこ)などの生薬から推察すると、ストレスが症状発現の引き金となっていたと思われます。中医学ではイライラなど肝気が高まり過ぎると眼の疲れや充血などの症状も発症し易くなると考えます。お困りの方はご相談ください。
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| ■膝に水が溜まる
東興通信 2007年10月17日
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| 朝晩と冷え込みこの夏の暑さが嘘のようです。
あるご婦人が膝を痛め、ご友人の勧めで来店されました。左膝に水が溜まり中々炎症が引かないといいます。既に整形外科で注射により水は抜いたのですが、また腫れと痛みが出てきたので左膝をかばっての歩行でした。
早速体質などもお伺いし、気功でも確認し漢方薬を煎じ薬で調合致しました。それから数週間後、痛みが和らぎ腫れも徐々に引き、旅行にも出掛けられたと満面の笑みでした。漢方には白朮(びゃくじゅつ)、附子、桂皮などを配合し炎症によって貯留した水を血管に引き込むものと考えます。また別の40代の女性はバレーボールをなさっていて膝には実熱の炎症があるということで、配合には麻黄(まおう)、石膏、白朮などの組み合わせが必要でした。
そもそも膝に水が溜まるのは、半月板や関節軟骨の損傷などの炎症によるのですが同じ腫れでも状況に応じた薬方が必要なのです。手を尽くしても治らない方には漢方薬も有用です。
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| ■慢性の膣炎に悩む
東興通信 2007年9月19日
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| 実りの秋を迎えております。
ある20代の女性から膣炎の相談を受けました。婦人科には半年以上通院し膣剤を使用したものの、炎症を繰り返し治りきらずに痒みを堪えての来店でした。お医者さんの話ではカンジダはなくなってもB群溶血性溶連菌が残っているといいます。
早速漢方薬をお飲みいただきましたところ、徐々に腫れと痒みが弱まり熱感も引いてきたといいます。漢方には車前子、木通、黄今(ごんは草冠が入る)などの配合に当帰、芍薬といった補血薬を合わせてお飲みいただきました。使用した漢方は実熱に対応しておりますが、補血薬をお飲み頂いたのは身体的には虚の状態が炎症の誘引となったのではと考えたからです。通常成人女性の場合外来菌の感染に抵抗性があり 、腟内は清潔に保たれています。
しかし疲れや冷えなど何らかの原因で生体防御の働きを病原菌が上回るり侵入した場合には、腟に炎症を生じる恐れがあります。お悩みの方はおりものの状態なども含めて専門薬局にお話しください。
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| ■胃腸の具合が悪い
東興通信 2007年8月15日
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| にぎやかな蝉の声がまさに夏真盛りですね。
ある患者さんから胃腸の症状について相談を受けました。みぞおちの辺りが堅く板のようだと言います。薬剤師である私には触診はできませんが医学書にある心下痞硬(しんかひこう)の症状であるとピーンときたのです。触診をせずともお客さんがそう訴えるのです。実は数日前にも同様な症状に困り果てた方が来店されましたがこの方の場合も含めて、人参剤の適応である可能性がありました。
早速医療気功でも確認したところ一人には瀉剤、もうお一方は補剤と別々の内容の漢方の必要を判別、早速飲んで頂きました。良くなることを祈ってておりましたが、今月来店の際はお二人とも快方に向っており大変に喜ばれました。
漢方は今日にみられるような様々な検査手段のない時代に体系化された医学です。経験豊かな漢方医が五感あるいは六感をふるに活かし総合的に処方を導きだしたのです。だからこそ西洋医学の情報も大切なのです。
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| ■手のひらの汗
東興通信 2007年7月18日
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| 梅雨知らずの北海道ではラベンダーが見頃です。
ある40代の男性から汗の相談を受けました。こう暑いと当たり前ではと思いがちですが、ご本人にとっては深刻な問題です。この方の場合、朝出勤途中で交差点の角を曲がった辺りからハンドルを握る手や脇などから汗が出始め仕事中も回りの目が気になるのだと言います。また動悸やのぼせの症状もありましたが、漢方薬をお飲みいただき1か月。ご本人からは漢方が効いているようだと言ってもらえました。
そもそもこの症状は体質的に交感神経の機能亢進の状態が続くことで汗を分泌するエクリン腺が活性化されることが多いようです。この方にお飲み頂いた漢方には柴胡(さいこ)枳実(きじつ)芍薬などが含まれており、交感神経の緊張を和らげ、体質を改善するのです。
多汗症は漢方相談としては珍しくはありませんが一般的には改善に時間を要します。多汗症でお悩みの方はご相談ください。8/11〜15はお盆休みいたします
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| ■電車に乗ると息苦しい
東興通信 2007年6月20日
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| うっとうしい梅雨の季節はだるく気が滅入りがちです。
ある20代の女性ですが都心への通勤はいつも満員電車だそうで、車中での動悸と息苦しさに耐えかねての来店でした。この方は以前パニック障害と診断されて抗不安薬を服用していたこともあったそうです。満員電車は都会に住む私達でしたらだれしもが経験することですが、この症状は電車だけでなく人ごみの中に入ると動悸、息切れ、冷汗、手足が震えたり、不安感に襲われるのです。
早速漢方薬をお飲み頂き二ヶ月目には症状が軽減し、漸く笑顔が戻ってきました。早速体質を伺い、五志に関するツボでも確認いたしました。五志とは、喜・怒・憂・思・恐の情緒変化のことで、中医学ではこの情緒変化が五臓の生理機能に影響すると考えます。この方の漢方には当帰、川キュウ(草冠に弓でせんきゅう)、桂枝、茯苓(ぶくりょう)などが配合されており、貧血体質である上に、何らかの気の上衝と水毒の動揺によって症状が表われたのではと推察いたします。
お困りの方はご相談ください。6/22〜27は臨時休業いたします
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| ■掌蹠膿疱症に悩む
東興通信 2007年5月16日
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| 風薫る若葉の季節です。
ある50代の男性が手に皮膚病を患い来店されました。何件か病院を変えて治療を受けておりましたが、一向に改善の兆しのないまま数年が過ぎておりました。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)との診断でした。手のひらを中心にかさついた紅斑に悩まされ、大好きなゴルフもクラブを握れないと嘆いておりました。
早速 症状と体質に合った漢方薬をお飲み頂きましたところ症状が少しずつ軽減し、つい漢方の服用を忘れる程だと改善を実感されておりました。この方の場合は黄連、黄柏、山梔子(さんしし)といった炎症を抑える清涼解熱の生薬と、当帰、地黄などによる造血滋潤の配合バランスが改善に至らしめたと考えます。
この症状は炎症を繰り返すのが待徴で難治性です。原因は慢性扁桃腺炎や虫歯などの病巣感染による細菌アレルギーや歯科用金属に対する金属アレルギーと言われておりますが不明です。お困りの方はご相談ください。
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| ■赤ちゃんの夜泣き
東興通信 2007年4月18日
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| 道端のレンギョウの黄色がとても鮮やかです。
ある二十代の新米ママから相談を受けました。生まれてまだ一歳にもならない愛娘の夜泣きで困り果てているといいます。一度泣き出すと火がついたように大泣きし、ご両親はもうヘトヘトでした。
早速煎じ薬を調合し一週間分ずつお渡ししましたところ徐々に夜鳴きが治まり静かな一夜を過せたと大変感謝されました。漢方には小麦(しょうばく)、大棗(たいそう)などが配合されており神経症状に効果的です。また別のお子様のケースですがとても怒りっぽく便秘傾向でありましたが、芍薬、桂皮、膠飴(こうい)などを配合し下剤を使わずに自然なお通じを取り戻し癇癪も治まりました。一般的に飲みにくいと思われがちな煎じ薬ですがとても飲み易く、お子様にも安心してお飲み頂けます。
夜泣きの原因ははっきりしませんが睡眠サイクルの未熟さや昼間の刺激などが考えられ、漢方薬は身体の緊張を緩め自然な睡眠を促してくれるのです。連休は暦通りの営業です。
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| ■微熱が下がらない
東興通信 2007年3月21日
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| 桜が芽吹く季節がやってきました。
大正生まれの女性からの相談です。この数週間微熱が下がらず辛い日々が続いているといいます。勿論病院での治療は受診てはおりましたが、新薬では熱が下がらずむしろ胃弱な体質なために身体への負担を気になさっておられました。
早速漢方薬をお飲みいただきましたところ数日後にはうそのように熱が下がり、おまけに便通もよくなったと喜びの声を聞かせて頂きました。お会いして舌の色や艶を見ると中医学でいう陰虚証で体内の津液(しんえき)が不足しているようで、ご本人も喉が渇くと言うのです。漢方には人参、麦門冬、麻子仁(ましにん)などが配合されており体内を潤し、免疫を高め熱を下げてくれるものと考えます。高齢になると微熱によりガタガタと寒気を感じ、熱の産生が追いつかないいわゆる陰証になるものですが、この方の場合は顔色や年齢に反して寒気を感じず陽証であったと考えられます。
漢方薬の優れている点は補剤にあり虚弱で高齢の方は漢方向きです。お困りの方は専門店にご相談ください。
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| ■腰痛に苦しむ
東興通信 2007年2月21日
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| 2月にしては暖かな陽気が続いております。
西東京市内にお住まいの60代の男性から腰痛の相談を受けました。その痛みは波大抵ではなく食事も立って摂る有り様でした。検査入院により出された診断は腰部脊柱管狭窄症でした。
早速漢方薬を煎じ薬で調合致しましたが初めは変化がなく数ヶ月して徐々に痛みが消失し、早朝の犬の散歩にも出歩くことが出来るようになりました。この方はお風呂で患部を温めても楽にならずまた実証タイプであることなどを考え生薬として石膏、麻黄(まおう)、朮(じゅつ)などを配合。内容成分が腰椎の炎症を抑えまた血行を改善、自然治癒力を高めます。漢方薬を飲んだからといって狭窄が治るわけではありませんが漢方が生体恒常性の維持に積極的に働き生活に支障のない状態に治してくれるものと考えます。このことは漢方の不思議さであり人知を超えた人体の神秘といえます。
また再発防止のためには積極的に腰痛体操をお薦めいたします。症状により治るまでに時間の罹る場合とそうでない場合があります。お困りの方は専門店にご相談ください。
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| ■ 子供に多い中耳炎
東興通信 2007年1月17日
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| 新年をいかがお過ごしでしょうか。
昨年あるお子さんの中耳炎についてご相談を受けました。急性の中耳炎で鼓膜が赤く腫れ、これまで切開を繰り返してきたといいます。そのたびに泣き叫ぶお子さんをなだめての通院で大変なご様子でした。
早速医療気功も取り入れながら選薬、そして漢方薬をお飲み頂きましたところ、以来炎症も治まり切開せずに済んでいるといいます。この漢方生薬の組合せは実に巧妙で、枳実(きじつ)、芍薬が患部の緊張を緩和し疼痛を去り、桔梗などが膿を排出し化膿を防止するのです。漢方薬をお飲み頂く場合は炎症の程度や浸出液の出具合などの情報が大切です。
子供の場合は耳管が太く短くできており、風邪などをこじらせて再発する場合がありますので暫く継続されることをお薦めいたします。また漢方薬の味について度々質問を受けますがよほど甘い物に偏った食生活でない限り意外と飲みにくくないものです。また体質に合っている漢方薬は飲み易いと言われる方が多いようにも思います。
風邪の季節です。耳の症状でお悩みの方は是非専門店にご相談ください。
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