一貫堂の森道伯先生は体質を解毒証体質、臓毒証体質、お血証体質の3つに分類していますが、
漢方薬はそれぞれの症状だけでなく、体質に合った漢方薬をお飲み頂くことが大切です。

解毒証体質 解毒排泄の力が弱く、幼少時よりアレルギーなど発病しやすい体質
臓毒証体質 食生活の乱れなどで体内に毒素が蓄積した体質
お血証体質 血液の流れが停滞し、病症を引き起こしている体質

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胃潰瘍、十二指腸潰瘍を患っている方は10人に1人いるといわれています。胸焼け、もたれの症状に腹痛、吐血下血が起こることも。これらの症状は胃や十二指腸の働きのバランスが崩れ、体質やストレス、飲酒などの生活環境によって引き起こさます。
西洋薬ではH2受容体拮抗薬やプロトンポンプ阻害薬などの潰瘍治療薬が病院で処方されます。一方漢方薬体力の充実度、舌の色、湿り具合、舌苔によって使い分けされ、症状を和らげるだけでなく体質にも働きかけ徐々に効果を発揮します。
便秘の多くは常習性便秘といわれるものですが、お話を伺うと1日、2日排便がなくてもへっちゃらという方がおります。ひどい方は学校の夏休み期間中ほとんど便が出なかったという方がおりました。便秘は腸だけの問題ではなく、内臓に様々な影響を及ぼしたり、免疫とも関係しますので放ってはおけません。漢方で自然な排便が得られやすく腹痛もなく気持ちよく排便できます。また並行して便秘の原因となっている食生活・排便習慣を見直すことも大切です。

下痢で漢方薬をお求めになる方は比較的多くおります。単なる下痢であればさほど心配はいらないでしょうが、感染性の下痢の場合は発熱・腹痛をともない、症状も強くやっかいです。早めの対処をおすすめいたします。顔色、唇の色、のどの渇き具合によって様々な漢方薬が使い分けされています。

また過敏性腸症候群もよくみられる病気です。これは、ストレスが原因となり下痢や便秘、あるいは下痢と便秘をくり返すものです。サラリーマンの方に多く、休日や休暇中には症状がよくなるといった特徴があります。細かい体質の確認が必要になります。

消化液をつくるのに大切な臓器として肝臓とすい臓があります。肝臓は、よく「物いわぬ臓器」といわれます。それは病気があっても胃や腸のようにはっきりとした症状がでにくいためです。
 症状としては、だるさや食欲不振などがありますが、あまり強いものではありません。しかし、ひどい場合には吐き気や黄疸をともないます。ウイルス性肝炎などはインターフェロンの治療と共に漢方薬を利用される方も多くいます。

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生理不順女性の体は非常にデリケートでストレス、不規則な生活、肥満、無理なダイエット、疲労などにより、卵巣機能が衰え、ホルモンのバランスが乱れてしまうことが考えられます。
体のひずみは少しずつ積み重なり、ある時生理不順という症状として現れます。

生理の周期にはもともと個人差はあります。決まって35日という方もおります。それにしても生理がここ3ヵ月来ないとか、もともと不順だからとさらっと言ってしまう方がおりまが、ホルモンのバランスが崩れるなどして生理不順が続くと、肌が乾燥しやすくなったり、ニキビや湿疹ができたり、と肌の潤いが足りない状態になることも考えられますし、更には子宮内膜症・子宮筋腫ということにもなりかねません。
そうなる前に漢方で症状
を改善していきましょう。

月経量が多いってどうやって判断すればいいのか
他人と比較しないでしょうからわかりにくいものです。また日によって多い日と後になって少ない日もあるでしょう。量の多い2〜3日目に1日数回ナプキンを交換する程度なら問題ないと考えてよいでしょう。例えばいつも夜用サイズのナプキンを使用するとか、普通サイズでも1〜2時間毎に取り替える、ナプキンとタンポンを併用するという方は月経量が多い状態と考えられます。

生理不順にもタイプがある
●原発性無月経 18歳になっても一度も月経のない状態
原発性の方は生殖器の発達や遺伝子に問題がある場合は漢方治療の対象にはなりませんが、婦人科でホルモン注射をすると生理が来る場合には適応することもあります。
●続発性無月経 3ヶ月以上月経がない状態。
●頻発性無月経 周期が24日以内の場合で起こる事をいいます。
●過多月経 1回の月経を通して通常120〜250mlくらいの出血があります。それ以上の出血の場合。
●過少月経 1日1回の交換ですむようなときは「過少月経」の可能性があります。
●希発月経 月経周期が39日以上から3ヶ月未満の場合

生理不順の原因
特別な病気でない限り、主にホルモンバランスの乱れが考えられます。
ホルモンは大脳辺縁系・視床下部の影響を受けて分泌されます。大脳辺縁系・視床下部はそれぞれ感情や欲求などの働きによって保たれていますので、生活の乱れ(睡眠不足や食事抜きなど)によって欲求が満たされないことがあったり、悩み事、体重の変化などが影響していると考えられます。


生理不順に限らず生理関係の悩みは漢方では大きく4つのタイプに分けます

■血虚タイプ(血不足)体内の血液が不足しているため、無月経、生理不順、貧血などを起こす。
  生理日数も短い                   
■お血タイプ(血の汚れ)  汚れたドロドロの血液が血行を妨げ、経血の排出が困難な場合があ
  る。
気滞タイプ(ストレス) ストレスで気の流れが悪くなるとホルモンバランスなどに影響する。
■寒症タイプ(冷え)  血液が冷えるため、体全体の機能が低下。生理痛がひどくなることが多
  い。

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器官 交感神経優位 副交感神経優位
心臓 促進 抑制
気管支 拡張 収縮
呼吸 促進 抑制
血管 収縮 拡張
血圧 上昇 降下
胃腸 抑制 促進
顆粒球数 増加 減少
リンパ球数 減少 増加
ご相談が最も多いのが自律神経失調症でしょう。女性の場合ですと更年期にホルモンのバランスを崩してなる場合もあるでしょうが、仕事などの社会的ストレス、人間関係、精神的ストレス、環境の変化など、過剰なストレスが原因する場合もあります。夜更かし、夜型人間、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが原因することもあるでしょう。自律神経失調症のなかにはのぼせ、イライラ、めまい、疲労感、不眠など多彩な症状が含まれます。長期の安定剤や抗精神薬はよくありません。東洋医学でいう気、血、水の変調によるものと考え、柴胡剤などがよく用いられます。

うつ病はわけもなく気分が沈んだり、何事にも悲観的になってしまいます。相談を受けている最中に突然泣き出す方もいたりします。軽症のうつ病の場合、漢方薬も選択肢のひとつとお考えください。早期の改善にはやはりご家族の理解と協力も不可欠と考えます。うつ症状に悩まされている方は不眠が続いたりして、心身共に消耗していますので、まず体力を回復する目的で補剤と呼ばれる漢方薬を、抗うつ薬と併用するケースもございます。

自律神経失調症の漢方薬の捉え方

東洋医学では病気を“気、血、水”の変調ととらえます。
自律神経失調症になりやすい人は、体のほうは問題がなくても緊張しやすかったり、ストレスに対して非常に敏感であったり、神経質であるなどの傾向が感じられます。延いては気の異常につながるのです。
気の代謝異常は大きく二つに分けることができます。
気は本来上から下へ、あるいは身体の中心から末端へ流れるのが正常な状態です。

●気逆 気が逆流した状態をいい、消化機能などに影響を及ぼします。

●気鬱 気が停滞し、滞った状態。

●気滞 気逆と気鬱の両方を併せての意味。

●気虚 気が不足した状態。

このような傾向にある人は体質を根本から改善する必要があります。漢方薬は人間が本来持っている自然治癒力を引き出し、心身を治す働きがあります。

皮膚病にもたくさんの病気がありますが特に多いのがアトピー性皮膚炎。ギリシャ語で「奇妙な」という意味です。家族にアトピーの方がいるとその確率も高いようですが、どのような異常によるものかはっきりしていません。食生活の問題、免疫のひずみが問題とする考えもありますが、それがすべてではないと思います。毎日かゆみと戦い、ひと目を気にしながらの学校や仕事というのも大変な苦痛とストレスを感じるものです。皮膚炎に用いる漢方薬はいくつもありますが、何を使うかはは体全体の虚実に加え、患部の赤味の程度、乾燥型か湿潤型なのか化膿してるのかなどの情報が大切です。


またアトピーでなくてもかゆみで悩む方もいます。ある日皮膚掻痒症の相談を受けたことがありました。いずれ良くなるだろうと思いきやいっこうにかゆみが引かず、睡眠も妨げられかなりイラついていました。早速漢方薬を飲んでいただきましたところ日に日に痒みが和らぎ眠れるようになったようです。漢方の仕事を選んで本当によかったなと思う瞬間です。若い方の場合皮膚のトラブルはとても深刻です。にきびや吹き出物もたくさんの事例があります。

高血圧症そのもにには自覚症状がない場合が多く、健康診断や病院へ行った時にたまたま血圧を測ってわかることが多いと思います。頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、動悸などは血圧が高くなり始めた初期で、ある程度の期間持続するとこれらの症状が軽減したりなくなることもあります。ですが実際高血圧で悩んでいる方は随伴症状、高血圧に伴うほかの症状を苦痛に思うのです。血圧が心配だと言う方は漢方薬をお勧めいたします。

高血圧をそのままにしておくと、動脈硬化を進め様々な臓器の血管が侵され、ときには脳卒中心臓病、腎不全等の危険な合併症を引き起こし、取り返しのつかないことにもなりかねません。

一般には興奮しやすく、イライラがあったり、不眠症を伴う肝鬱気滞(かんうつきたい)タイプ、赤ら顔の象徴される熱証タイプ、体格がしっかりした実証タイプ、水太りや浮腫みのある湿証タイプなどによって使う漢方も色々あります。

また逆に低血圧は虚証タイプがほとんどで補剤を主として用います。低血圧症の方は一般的には元気がなかったり、疲れやすく、朝が弱い、意欲がわかない、頭痛、肩こりなど心身症のような自律神経失調症のような症状でもあったりします。

体の痛みを経験しない人はいないでしょう。腰痛、膝、肩、首などの関節痛など。ところが普段からこの大切な腰に注意を払う人は意外に少ないのです。痛くなったときだけ治療し、痛みが遠のくと再び無理に無理を重ねて再発。腰痛を断ち切るため根本治療を行い、さらに予防にも心がける必要があります

腰痛の原因

ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、すべり症など: 骨、関節の障害 重い荷物を無理して持ち上げたときに激烈な痛みをともない、まともに立ってられなくなります。病院での治療が最優先されるでしょうが、漢方薬と併用することにより、より早い改善が期待できます。また漢方をお飲み頂く利点として再発の防止ががあげられます。良くしたいと思われるなら漢方薬も選択肢の一つとしておすすめいたします。

主に骨格肉、靱帯の炎症: 日常の中でもっとも多いのではないでしょうか。私も経験がありますが骨じゃないことがあります。このタイプは普段からデスクワークが多かったり、運動不足が災いしているので、普段から腰痛体操などして脊柱起立筋などの筋肉を鍛えることも大切でしょう。

内臓や全身性の異常によるものなど: ストレス、心身症、ヒステリー、うつ病など精神的なものから腎臓結石、尿管結石、大動脈瘤、婦人科の病気、悪性腫瘍などが原因することもありますので、いつもと違うなと思われる方は病院への受診をおすすめいたします。

慢性関節リウマチの患者数は推計の方法によっては100万人以上とも言われています。
発症年齢のピークが30〜50歳代で中高年者の1%以上がかかっていることになります。
また女性の発症率が高いので特に中高年女性にはとても身近な病気と言えます。
にも関わらず、死に直結する病気ではないせいかガンや脳血管障害などに比べるとリウマチについては一般的には認識不足である現状なのではないでしょうか。
「難病」と恐れる人は多いですが、現在では早期に発見して適切な治療を行うことで悪化を食い止めることができるようになってきています。

ただし西洋医学では決めてとなる治療法がまだ確立されておらず漢方薬を併用することにより症状を緩和することもできます。体全体と局所の虚実、寒熱などによって使い分けされます。患部に熱をもっていることもあれば温めると楽になる場合もあるので寒熱の見極めがとくに大切です。

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蓄膿症の症状が治らずに悩んでいてませんか?
鼻腔の周囲の骨の中にある大小4対の空洞を副鼻腔といいますが、次のような種類があります。

●前頭洞(ぜんとうどう)眼の上にある空洞

●篩骨洞(しこつどう)右目と左目との間にある空洞

●上顎洞(じょうがくどう)眼の奥にある空洞

●蝶形骨洞(ちょうけいこっとう)眼の奥にある空洞

これらはふだんうすい粘膜で覆われていて、空気がつまっています。ここに膿などが溜まり炎症の起きた状態を副鼻腔炎といいます。
普通、蓄膿症(ちくのうしょう)といわれるのは、慢性の副鼻腔炎のことをいいます。蓄膿症は、急性副鼻腔炎を繰り返しているうちに慢性化したものが多いのですが、症状としては、鼻水、鼻詰まり、頭重感などがあります。
鼻水は粘液性のものや、膿性のこともあります。さらには鼻の通りも悪くなり、激しい痛みや高熱がでることはありませんが、ときには悪臭がでることがある。

また、蓄膿症では鼻汁が鼻の奥から喉の方へ下がってきて喉(のど)に流れこんでくる、これを後鼻漏(こうびろう)と呼びます。朝起きて咳きや痰がやたらに出る人はその可能性が考えられます。

    
蓄膿症の原因
かぜなどにかかったりして、鼻腔が炎症をおこし、副鼻腔まで感染してしまうことがあるようです。病原菌の感染のほかに外傷や虫歯などが原因するケースもあるようです。副鼻腔炎には慢性と急性がありますが、慢性化するものにはその方の体質に関係するようです。
蓄膿症に漢方
症状の度合い、身体全体の虚、実などを考慮して処方を選びます。
体力があり、症状も激しい場合は陽証と判断し、葛根湯に代表される陽証の麻黄剤や柴胡剤などを主に使います。体力が落ちたり、症状が一見激しくない状態のものは陰証としてみます。慢性の場合はじっくり続けてお飲み頂くことがとても大切です。
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気管支喘息は洋の東西を問わず、古くから人々を悩ませてきた病気です。 ゼーゼー ヒューヒュー、夜も眠れないほどの呼吸困難が続く辛い病気です。アレルギー体質によっておこるものは「アトピー性喘息」。またかぜや気管支炎など朝夕の気温変化、気候の変化によっておこる喘息を「感染性喘息」と呼ばれています。いずれの場合でも漢方薬をおすすめできます。肉体的疲労や精神的葛藤(ストレス)などにも対処できる処方があるのは漢方薬の特徴ではないでしょうか。

漢方治療においてのチェックポイントはいくつもあります。痰はでるのか。出るとしたら色はどうなのか。どのようなときに症状がでるのか。なかでも寒熱の見極めがとても大切です。大人の方の喘息は、治療にはかなりの年数がかかる可能性がありますが、お子さんですと、比較的短い日数で症状が和らぐ可能性があります。

「喘息」と言うと大変難しい病気に思われますが、副作用の心配もなく改善出来るのですから、一度試してみてはみてください。

がんは、1981年以来日本人の死亡原因の第1位となり、疾病対策上の最重要課題にもなっています。わが国におけるガンの治療法は、外科治療、放射線治療、化学療法です。一方で今、注目を集めているのが「免疫療法」「代替医療」「遺伝子療法」です。がん治療はもちろん西洋医学中心ですが、当店では術後のがんの再発防止や体調を整えるために漢方薬を服用をされる方がおります。漢方(中医学)では、「未病先防」といい、普段から体力をつけ、免疫力アップを計ることこそ病気に罹らない最良の治療法と考えています。何がその方の免疫力をあげるかは体質によって様々ですか、体質にあった漢方薬を飲むことこそが虚実、陰陽、寒熱のバランスをとって健康につながると考えます。
また健康食品をお探しになっているお客様もおりますが、あくまで補助的なものと考えてお飲みいただくことをおすすめします。多くのものは金額的にも安いものではありませんし、経済的に許される範囲でベストな商品を漢方薬といっしょにお飲み頂いております。
 
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