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 私は大学卒業後、薬剤師として、西洋医学どっぷりの世界で仕事をしておりました(総合病院、調剤薬局)。調剤と病院の当直に追われる毎日で少々くたびれておりました。ところがある日、情けないことに、(*1)セフェム系の薬剤を服用し(*2)アナラキシーショックを起こし、大学病院に担ぎ込まれてしまいました(まさか患者として救急車に乗るなんて!)。 遠のく意識の中で、新薬の恐ろしさを実感いたしました。 

 当時、漢方薬なんてまったく見向きもしませんでした病院でもたくさんの患者さんに飲まれておりましたが、効果があったという話は聞いていませんでしたし、私自信も飲んで効いた実感がありませんでした。 かといって西洋薬は両刃の剣。効果の反面、副作用などの心配も・・・。忙しいばかりで医療の現場にもまた問題を感じ、このままで良いのだろうか?薬剤師として自信を失くしかけていた矢先の出来事でした。

 折しも漢方のすばらしさを知る事になるのです。長年漢方薬を専門になさってこられたベテランの薬剤師。この先生との出会いは本当に目からうろこでした。私はその後、思い切って調剤薬局を辞め、漢方専門薬局に転職。日夜勉強と実践の日々でした。 そんなある日 勤め先での出来事でした。下痢症で腸閉塞を何回か起こしていたお客さんが来店され、早速漢方薬をお飲み頂きましたところ、すぐに効果があったようで入院を免れて、大変に喜ばれました。 この時「本当に漢方は効くな!」と実感いたしました。

 漢方の魅力に取りつかれた私は、ついに独立し現在に至っております。実務経験と修行をさせて頂いた御薬局、漢方の素晴らしさを教えて下さっております諸先生方に感謝すると同時に、頂いた多くの恵みをもって病の中にありますお客様に、全力を尽くしたいと研鑽の日々であります。ちなみに店主である平蔵はいつもまじめでユーモアもあり、決して鬼の平蔵ではありませんよ。朝の気功体操を日課として頑張っています。

*1 セフェム系・・・ペニシリン系に近い抗生物質。

*2 アナラキシーショック・・・いわゆるショック状態のこと。湿疹ができて呼吸困難になったりする状態。

平蔵こと富居博典

北海道出身
東京薬科大学卒業
クリスチャン薬剤師
(プロテスタント教会)

 生理不順、自律神経失調症、蓄膿症、膀胱炎、胃炎、冷え性、皮膚病、不妊症、更年期障害など

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