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器官 交感神経優位 副交感神経優位
心臓 促進 抑制
気管支 拡張 収縮
呼吸 促進 抑制
血管 収縮 拡張
血圧 上昇 降下
胃腸 抑制 促進
顆粒球数 増加 減少
リンパ球数 減少 増加
ご相談が最も多いのが自律神経失調症でしょう。女性の場合ですと更年期にホルモンのバランスを崩してなる場合もあるでしょうが、仕事などの社会的ストレス、人間関係、精神的ストレス、環境の変化など、過剰なストレスが原因する場合もあります。夜更かし、夜型人間、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが原因することもあるでしょう。自律神経失調症のなかにはのぼせ、イライラ、めまい、疲労感、不眠など多彩な症状が含まれます。長期の安定剤や抗精神薬はよくありません。東洋医学でいう気、血、水の変調によるものと考え、これらを改善するための柴胡剤などがよく用いられます。

うつ病はわけもなく気分が沈んだり、何事にも悲観的になってしまいます。相談を受けている最中に突然泣き出す方もいたりします。軽症のうつ病の場合、漢方薬をお飲みいただいてかなりの効果がでています。しかしながら重症になるとなかなか漢方薬だけでは改善されません。やはりご家族の理解と協力が不可欠と考えます。うつ症状に悩まされている方は不眠が続いたりして、心身共に消耗していますので、まず体力を回復する目的で補剤と呼ばれる漢方薬を、抗うつ薬と併用すると、効果が高められます。

自律神経失調症に漢方薬は適しています

東洋医学では病気を“気、血、水”の変調ととらえます。
自律神経失調症になりやすい人は、体のほうは問題がなくても緊張しやすかったり、ストレスに対して非常に敏感であったり、神経質であるなどの傾向が感じられます。延いては気の異常につながるのです。
気の代謝異常は大きく二つに分けることができます。
気は本来上から下へ、あるいは身体の中心から末端へ流れるのが正常な状態です。

●気逆 気が逆流した状態をいい、消化機能などに影響を及ぼします。

●気鬱 気が停滞し、滞った状態。

●気滞 気逆と気鬱の両方を併せての意味。

●気虚 気が不足した状態。

このような傾向にある人は体質を根本から改善する必要があります。漢方薬は人間が本来持っている自然治癒力を引き出し、心身を治す働きがあります。

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