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胃潰瘍、十二指腸潰瘍を患っている方は10人に1人いるといわれています。胸焼けもたれの症状に腹痛、吐血下血が起こることも。これらの症状は胃や十二指腸の働きのバランスが崩れ、体質やストレス、飲酒などの生活環境によって引き起こされるようです。とてもよく効く潰瘍治療薬が病院で処方されるようになりましたが、再発を防ぐことはなかなか難しいのです。一方漢方薬は潰瘍を治すだけでなく体質を改善し再発の防止に優れた効果を発揮します。体力の充実度、舌の色、湿り具合、舌苔によって使い分けされます。

便秘の多くは常習性便秘といわれるものですが、お話を伺うと1日、2日排便がなくてもへっちゃらという方がおります。ひどい方は学校の夏休み期間中ほとんど便が出なかったという方がおりました。便秘は腸だけの問題ではなく、内臓に様々な影響を及ぼしたり、免疫とも関係しますので放ってはおけません。漢方で自然な排便が得られやすく腹痛もなく気持ちよく排便できます。また並行して便秘の原因となっている食生活・排便習慣を見直すことも大切です。

下痢も比較的多いものです。単なる下痢であればさほど心配はいらないでしょうが、感染性の下痢の場合は発熱・腹痛をともない、症状も強くやっかいです。漢方薬で早めの対処をおすすめいたします。顔色、唇の色、のどの渇き具合によって様々な薬方が使い分けされています。

また過敏性腸症候群もよくみられる病気です。これは、ストレスが原因となり下痢や便秘、あるいは下痢と便秘をくり返すものです。サラリーマンの方に多く、休日や休暇中には症状がよくなるといった特徴があります。細かい問診が必要になります。

消化液をつくるのに大切な臓器として肝臓とすい臓があります。肝臓は、よく「物いわぬ臓器」といわれます。それは病気があっても胃や腸のようにはっきりとした症状がでにくいためです。
 症状としては、だるさや食欲不振などがありますが、あまり強いものではありません。しかし、ひどい場合には吐き気や黄疸をともないます。ウイルス性肝炎などはインターフェロンなどでよくならないことも多く漢方薬を利用される方も多くいます。消化器系はがんの多い臓器で抗がん剤と併用して漢方薬などを飲まれる方もいます。

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